痛い!増加している帯状疱疹
こんにちは。飯田泰広です。
近年、帯状疱疹が増加傾向です。
帯状疱疹は、チクチクした痛みに続き、体の右側または左側のどちらか一方に、赤く小さな水ぶくれを伴う発疹が、帯状に現われる病気。
発疹は体のどこにでも現れますが、最も多いのは、胸から脇腹、背中にかけてです。
帯状疱疹と水ぼうそうは同じウイルスによって起こります。
5歳ころまでに約85%の子供が発症しますが、たとえ治っても、水ぼうそうウイルスそのものは、なくなることはありません。
体の中に長期に渡って潜み、加齢や過労、ストレスや病気などで免疫力が低下すると、ここぞとばかり、ウイルスは神経に沿って、体の表面に現われてくるのです。
これが帯状疱疹です。
帯状疱疹は患者全体の約7割が50歳以上、近年この帯状疱疹が増加傾向であります。
原因としまして、
高齢化や、水ぼうそうワクチンの定期摂取により、大人が水ぼうそうウイルスに接する機会が減ったこと。
また、コロナ禍でのストレスや運動不足、感染予防により人との接触が減ったなどが挙げられます。
とは言っても、一番の原因は、『免疫力の低下』!!
発疹が現れてから、3日以内に治療を開始してください。
早く治療を開始すれば、合併症を防ぐことができます。
現在、帯状疱疹の後遺症、帯状疱疹後神経痛でお困りの方が多くいらっしゃいます。
「焼けるような」「ズキンズキンとする」「刺すような」痛みだけでなく、「シャツが擦れて痛い」「痛くて顔が洗えない」などの日常生活への影響が出ることも。
おかしいと思いましたら、すぐにお電話ください。
ひどくなる前に、いち早い対応で、後遺症や合併症を防ぎましょう。