肺MAC症(肺マック症)の漢方
肺MAC症とは
肺MAC症は、非結核菌抗酸菌の、MAC菌に感染して起こる病気です。
結核に似た症状が出ますが、結核は人から人へ感染するのに対し、肺MAC症は感染しません。
MACは、土壌、水などに広く存在する菌で、シャワーヘッドのノズル、浴室、災害後の粉じん、園芸の土ぼこり、加湿器の水しぶきからでも感染するようです。
長びく咳、痰、血痰、全身倦怠感、発熱、息切れ、胸痛、寝汗、体重減少といった症状があります。
肺MAC症の漢方治療
肺MAC症は、気管支拡張症を併発されている方(小結節・気管支拡張型)と、肺間質が障害されるタイプ(線維空洞型)があります。
気管支拡張症と併発されている方は、とても多いです。広がっている気管支に、空気、水、土ぼこりなどの菌が入り込みやすく、症状が起こっているのでしょう。
鼻炎、蓄膿症が原因で、鼻炎の膿、痰が気管支に入り込み、肺MAC症を起こしている方も、いらっしゃいます。その場合は、根本原因である鼻炎の治療をしながら、今の咳症状に対する漢方を、お出しします。
痰の色によっても、漢方薬は違ってきます。
黄色、緑、白、透明など、痰の色で、菌の有無、抗菌の漢方が変わりますのでお伝えください。
血痰、喀痰がある場合は、出血に対する漢方も、併用いただきます。
肺の間質が障害され、空洞化が起きている場合は、線維化してしまった組織は漢方で元に戻ることはありません。
あきらめることは、ありません。線維化が進まないようにする、線維化対策と、残った組織、肺の機能を良くし、損傷された部分をカバーできる漢方を、提案させていただきます。
残された機能が十分に活かされるようになると、今の状態より、かなりラクに毎日を過ごせるようになります。
肺MAC症で、お悩みの方へ
肺MAC症と診断された時は、驚かれたでしょう。アルファベットの、聞いたことがない病気に恐れと不安を抱かれたことと思います。
続く咳は、体力を奪い、睡眠不足に悩む方は少なくありません。
「肺マック症」といっても、状態も、症状も、進行状態も、人それぞれです。
肺マック症だから、この漢方というものは、ありません。
でも、大丈夫です。
あなたに合う漢方なら、今の症状に、対応できます。
息苦しさ、胸の痛みで、安らげなかった毎日は、おしまいにしましょう。
ばんきオススメの漢方を使えば、咳で悩むことがなく、眠れるようになります。
治るための体力を補いながら、咳、菌、出血など、あなたの今の状態に合う最善の漢方を、提案をさせていただきます。
肺マック症であきらめていた、あなたの「やりたいこと」の実現に、お役に立てたら幸いです。
肺MAC症の症例
70代後半の女性。肺MAC症で、咳、痰がからむ。(黄色の痰)
朝方に、症状が出やすいとのこと。
漢方薬を、6日分お出ししました。
<6日後の来店時>
漢方をお出しした翌日の朝から、咳がラクになったそうです。
6日後の来店時には、かなりラクになったと喜ばれ、1ヶ月分、購入されました。
<お出ししたもの>
咳、体力をつける漢方 1ヶ月分 約16000円
菌に対するもの 1か月分 約13000円
体力をつけ、治りやすい体を作る漢方 1か月分約10000円
漢方相談の流れ
遠方からの相談の場合
1、申し込みフォームから、相談申し込み
初回の漢方相談は、電話で行います。漢方相談の希望日時を、第2希望まで伺います。LINEから、申し込むことも、できます。
2、漢方相談
当日は、こちらから、お電話させていただきます。誘導に従って、今までの経過や生活、食習慣を、お伝えください。
湿疹、アトピーなどの皮膚病の場合は、トラブル部位の、写真の添付をお願いします。
3、直筆の文字を、送る
郵送あるいはハガキで、ばんき和漢堂薬局に、直筆の文字をお送りください。お名前を書いた、直筆の文字は、2回目以降の相談でも、使います。
4、漢方薬の提案
体に合う、漢方薬や健康食品を、メールで、提案します。
1か月分の提案が、多いです。短い日数の提案のリクエストがあれば、承ります。飲み方、予算、飲む回数なども考えて、お選びください。
5、注文、お支払い、配送
ゆうちょ銀行振り込み、代引きを、お選びいただけます。
6、服薬
漢方薬をのんで、わからない点は、お問い合わせ下さい。飲み方は、お薬ごとに書いて、お送りしますので、ご安心ください。
ご来店の場合
1、電話予約
ご来店できる日、お時間を、電話でお伝えください。
2、漢方相談
ご来店いただき、今の状況、経過など、お伝えください。今の状態に必要な漢方薬、健康食品を提案いたします。
頻繁にご来店できる場合は、初回は、1週間分の提案が、多いです。
3、お支払い、次回の予約
漢方薬をお選びいただき、購入いただけます。次回ご来店日までの漢方薬を、お求めいただけます。
4、服薬
わからないこと、不安なことがありましたら、すぐにお電話や、お問い合わせフォームなどでお問い合わせくださいね。
肺mac症は、漢方相談しにくい病気だったと思います。
日本漢方の古方は、今の症状で、病気の勢い、傾向、体質を見極め、漢方を選びます。ですから、昔なかった病気でも、漢方治療を進めることができます。
菌に対する漢方、気管支に対する漢方など、今の状態に合わせて組み合わせて、治療をすすめていきます。
漢方を使えば、息苦しさがなくなります。
意識せずに呼吸ができる爽快感を、味わいましょう。
まずは、一歩を、踏み出してみませんか?
最後に、価格です。
1か月分で25000円~5万円です。
営業時間:10:00~19:00 日・月・祝日休み
ご予約は、LINE、お問い合わせフォーム、電話から、お願い致します。
お問い合わせフォーム
電話:076-227-8596